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毛質について

ウエダ美粧堂は、日本唯一の「原毛輸入加工会社」です。

日本伝統の製毛の技、ヨーロッパの製毛の技、双方を取り入れた自社オリジナルの
原毛加工により、本来の美質を最大限に導き出した天然毛を使用しています。

自社オリジナルの原毛加工

アイシャドーブラシひとつを仕上げるのに、灰リス、カナダリス、イタチなど・・・
いったい、使われている天然毛素材のどこが違うのでしょうか?
それは、メイクする部分や用途によって、求められる機能や仕上がり感が異なるからです。たくさんの種類がある天然毛をうまくブレンドすることで、細い線、くっきりした線、あるいはきめ細かい仕上がりやふんわりと柔らかい仕上がりなどが自在になります。

フェイスやチークでは、自然なグラデーション、きめの細かさ、発色が求められます。また、目もと、眉、唇などには、思いどおりの線を美しく描くための繊細さ、発色が求められます。

高品質の天然毛には、それぞれ優れた特徴があり、その個性をブレンドすることで、可能性を広げます。

  • 灰リス

    大変高級な素材です。
    繊細でとても柔らかい毛質なため、極めて刺激が少なく、群を抜いてやさしい肌あたりが特徴。
    粉含みの良い山羊毛を混ぜることで、肌あたりの優しさに加え、発色の良さを兼ね備えるようコントロールします。
    用途は幅広く、パウダーブラシから小さなシャドーブラシにまで使用されます。
  • 松リス

    灰リス同様に大変繊細で柔らかい毛質です。
    優しいいタッチは、目元のシャドー、グラデーションなどに最適。主に、毛丈の短い筆に用いられます。
    製毛技術によってはハイライトやチークにも使用することが出来ます。
  • カナダリス

    大変繊細な毛先をもちながら、適度なハリ、コシもあります。現在ではとても稀少な材料で、手に入りにくく、大変高価なものです。
    リス毛のなかでも、際立つまとまりとハリ、コシの特徴をもち、アイシャドー、ハイライトなどに使用されます。
  • カザンリス

    灰リスよりも柔らかい毛質で、カナダリスと同じく大変稀少で高価な材料です。
    ハイライトやアイホールなど、ふんわりと柔らかい仕上がり感を出したい部分に最適です。

  • イタチ(ウィーゼル)

    イタチは、尾の毛のみを使用します。
    毛質はとても良質で強いコシと弾力性に優れ、粉含み、発色が良く、毛先がよくまとまるためスッキリとした線を描くことが出来ます。
    リップやシャドーブラシ、ライナーなど、幅広い用途に使われます。
  • コリンスキー

    イタチの種類ですが、通常イタチと呼ばれているものより、さらに繊細で肌触りが良く、加えて強いコシを兼ね備えた最高級品です。
    毛先のまとまりが抜群で、細かい描き込みに最適です。 アイシャドーやリップ、ライナーなど、とても細い線の描き込みも可能で、まつ毛の間を埋めるのにも重宝されています。
  • パーミー(オロンピィ)(黄狼尾)

    イタチ科の動物ですが、イタチに比べると粗めで硬いため、多くは、イタチや馬毛と混ぜ合わせて使用されます。
  • 水ムジナ(ウォーターバジャー)

    毛の根元が太くてコシが強いのに対して、毛先は非常に細くなっています。
    アイブロウによく使用されます。

  • ムジナ(バジャー、アナグマ)(イタチ科)

    コシが非常に強く、水ムジナほどには、毛先に繊細さのない毛質です。
    一般的に、男性用のシェービングブラシなどに使用されています。
  • 狸(イヌ科)

    コシがあり弾力のある毛質です。毛先は滑らかな肌触りで粉含みは良く、他の毛材と混ぜ合わせて使用されます。
    陶器の絵付け筆に使用されることが多く、リキッド状の粘り気のあるものに適しています。
  • 山羊

    粉含みが良く、コシがあり、肌あたりも優しいので、化粧筆に幅広く使用されるオーソドックスな毛材です。生えている部位によって毛の特質が異なるため、それぞれに呼び名がついており、価格も変わります。
    用途は幅広く、パウダーブラシからシャドーブラシ、また、洗顔ブラシなどにも使用されています。
  • 合成繊維

    天然毛以外の素材です。
    リキッドやコンシーラー、リップなど、液状、練状のものに適しています。パウダーに使用すると、発色は良好ですが、粉含みは天然毛ほど良くありません。
    筆にコシをもたせるため、また、品質の安定を図るために天然毛と混ぜて使用することがあります。

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